Your current location:News Center > Media Reports
神户新闻(日本):世界の食考えるサミット開幕 各国専門家ら淡路に
2019/6/24 23:54神戸新聞NEXT
大阪市で20カ国・地域首脳会議(G20サミット)が開かれるのを前に、各国の食の専門家が集う「第1回ワールドシェフ王サミット~世界美食大会」が24日、兵庫県淡路市の淡路夢舞台国際会議場で開幕した。26日までの3日間、フォーラムや料理大会で交流を深め、世界の「食」について考える。
人材派遣大手のパソナグループ(東京)などでつくる実行委員会が主催。
初日は、国連の持続可能な開発目標(SDGs)をテーマに「世界食学フォーラム」を開き、日本や中国などの専門家7人が議論。日本スローフード協会の伊江玲美代表は「持続可能な文明を築いてきた先住民の知恵を継承すべき」として、アイヌ民族の食文化を伝える活動を紹介。中国の参加者は漢方の伝統について話した。また、「食品ロス」についても意見交換した。最終日に「SDGs淡路島宣言」を発表する。
25日はフォーラムのほか、同市内のレストラン「ハローキティスマイル」で各国の著名シェフによる料理大会の予選がある。見学は自由。実行委事務局TEL03・6734・1097(赤松沙和)