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日刊スポーツ:日本食を世界に発信 淡路島でシェフ王サミット開催
[2019年2月28日18時36分]
東京オリンピック(五輪)・パラリンピックのオフィシャルサポーター契約を結んでいる株式会社パソナグループは28日、東京・千代田区の本社で記者会見を開き、6月28日・29日に開かれるG20大阪サミット2019の応援プログラム「第1回ワールドシェフ王サミット ~第9回世界美食大会(6月25日、26日)」を兵庫・淡路島で開催することを発表した。
同グループは08年より淡路島で人材誘致による新たな産業を展開している。日本代表にも選出された「HAL YAMASHITA 東京本店」の山下春幸氏監修のもと、地域の新鮮かつ安全な食材を生かしたレストランやカフェをオープンするなど、地方創生事業に取り組んでいる。パソナグループ代表取締役CEOの南部靖之氏は「世界のシェフを淡路島に招き、食を通じて、テーマである地方創生事業ができる」と喜びを語った。知人にも応援を仰ぎ、デザイナーのコシノジュンコ氏や、元ユネスコ事務局長の松浦晃一郎氏、落語家の桂文枝らも副委員長に名を連ねた。
「ワールド~」はG20大阪サミット2019の参加20カ国を代表する料理人や食の専門家を招き、「ワールドシェフ王料理大会」や「世界食学フォーラム」などを開催する。これまで世界美食大会を開催してきた、中国のレストランサービスの向上・人材育成を行う会社「中国東方美食集団」と共同でサミットを盛り上げる。
料理大会では学校法人服部学園の服部幸応校長らが審査委員長として参加する。服部氏は「09年に世界の料理人との学会をやった経験もあるので引き受けた。温暖な気候もあって、日本の食べ物はおいしいものがたくさん取れる。健康な食生活を見直すことも含めて今回のイベントで世界に発信していけたら」と話した。【松熊洋介】